水のpHと硬度とは?違いを知れば水選びがわかる|ONSENSUI99

水を選ぶとき、「pH」や「硬度」という数字を見たことはありませんか?
例えば、
「pHが高い水は硬水?」
「軟水ならpHも低い?」
「アルカリ性と超軟水は同じ意味?」
と思う方もいるかもしれません。
実は、pHと硬度はまったく別の水質指標です。
pHは、水が酸性・中性・アルカリ性のどこに位置するかを示す指標。
硬度は、主に水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量をもとにした指標です。
そのため、
アルカリ性 × 軟水
という水もあれば、
アルカリ性 × 硬水
という水もあります。
この記事では、
- pHとは何か
- 硬度とは何か
- pHと硬度の違い
- 軟水・硬水とは何か
- pHが高いほど良い水なのか
- 硬度と水の味にはどんな関係があるのか
- pH・硬度・アルカリ度はどう違うのか
- タイで水を選ぶときに何を見ればいいのか
- ONSENSUI99の「pH9.5〜9.9 × 硬度1.7mg/L」とは何を意味するのか
をわかりやすく解説します。
まず結論|pHと硬度は別の指標
最初に、pHと硬度の違いを整理しておきましょう。
| 指標 | 何を表す? | 主に関係するもの |
|---|---|---|
| pH | 酸性・中性・アルカリ性 | 水素イオンの状態 |
| 硬度 | 水に含まれるミネラル量の指標 | 主にカルシウム・マグネシウム |
つまり、
pHが高い=硬度が高い
ではありません。
反対に、
硬度が低い=pHが低い
でもありません。
この2つを別々に見ることが、水の特徴を理解する第一歩です。

pHとは?
pHは、水溶液が酸性・中性・アルカリ性のどこに位置するかを示す指標です。
基本的には、
pH7未満:酸性
pH7:中性
pH7より大きい:アルカリ性
となります。
例えば、pH9の水とpH7の水があれば、pH9の水の方がアルカリ側に位置しています。
ただし、ここで大切なのは、
pHは水の優劣を表す点数ではない
ということです。
pHは、その水がどのような性質を持っているかを知るための指標のひとつです。
pHが高いほど「良い水」なの?
アルカリ性の水について調べると、
「pH8」
「pH9」
「pH9.5」
「pH9.9」
といった数値を見かけます。
数字を見ると、つい「高い方が良いのでは?」と思うかもしれません。
しかし、
pHが高ければ高いほど良い水、という意味ではありません。
水にはpH以外にも、
- 水源
- 硬度
- ミネラル組成
- 製造・処理方法
- 味・口当たり
など、さまざまな特徴があります。
pHだけで水の品質や価値を判断するのではなく、その水の特徴を理解するためのひとつの指標として見ることが大切です。
硬度とは?
硬度とは、主に水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量をもとにした指標です。
一般的に、
硬度が低い水 → 軟水
硬度が高い水 → 硬水
と呼ばれます。
ただし、軟水・硬水の分類方法には複数の基準があり、国や機関などによって区分が異なる場合があります。
そのため、
「○mg/Lから必ず硬水」
という数字だけを覚えるより、
硬度が低いほどカルシウム・マグネシウムの量が少なく、硬度が高いほど多くなる
という基本を理解しておくとよいでしょう。

軟水と硬水では何が違う?
硬度が違うと、水を口に含んだときの印象にも違いが生まれることがあります。
軟水
カルシウムやマグネシウムの量が比較的少ない水です。
ミネラル由来の味を強く感じにくく、比較的軽くやわらかな口当たりに感じることがあります。
硬水
カルシウムやマグネシウムを比較的多く含む水です。
含まれるミネラルの種類や量によって、軟水とは異なるしっかりとした飲み口やミネラル感を感じることがあります。
ただし、
軟水=おいしい
硬水=飲みにくい
ということではありません。
味の好みは人によって異なります。
ミネラル感のある硬水を好む方もいれば、軽い口当たりの軟水を好む方もいます。
水選びでは、硬度の数値とともに、自分がどのような味を好むかを見ることも大切です。
「超軟水」とは?
「超軟水」という言葉を見かけることがあります。
一般的には、軟水の中でも特に硬度が低い水を表現するときに使われる言葉です。
ただし、
「超軟水」には世界共通のひとつの公的な硬度基準があるわけではありません。
そのため、「超軟水」という名称だけを見るのではなく、実際の硬度が何mg/Lなのか確認すると、その水の特徴がより分かりやすくなります。
ONSENSUI99(温泉水99)の硬度は、
1.7mg/L
です。
非常に低い硬度であることから、ONSENSUI99では「Ultra Soft Water(超軟水)」として紹介しています。
pHと硬度を組み合わせて考えてみよう
ここがこの記事で最も大切なポイントです。
pHと硬度は別の指標なので、水はさまざまな組み合わせを持つことができます。
イメージすると、次のようになります。
| 硬度が低い | 硬度が高い | |
|---|---|---|
| pHがアルカリ側 | アルカリ性 × 軟水 | アルカリ性 × 硬水 |
| pHが中性付近・酸性側 | 中性付近・酸性側 × 軟水 | 中性付近・酸性側 × 硬水 |
つまり、
「アルカリ性だから硬水」ではありません。
同じように、
「軟水だから中性」とも限りません。
pHと硬度をそれぞれ別の軸として見ることで、その水の特徴がより理解しやすくなります。

「アルカリ性 × 超軟水」という組み合わせもある
pHと硬度が別の指標だと分かると、
「アルカリ性なのに超軟水なの?」
という疑問も解消できます。
アルカリ性かどうかはpHの話。
軟水・硬水は硬度の話。
したがって、
アルカリ性 × 超軟水
という組み合わせも成立します。
ONSENSUI99がまさにこのタイプです。
pH9.5〜9.9
で自然由来のアルカリ性を示しながら、
硬度1.7mg/L
という非常に低い硬度を持っています。
これは矛盾ではなく、2つの異なる水質指標を表しています。

pH・硬度・アルカリ度はすべて違う
さらに、水について調べていると「アルカリ度」という言葉も出てくることがあります。
ここも混同しないようにしましょう。
pH
水が酸性・中性・アルカリ性のどこに位置するかを示す指標。
硬度
主にカルシウム・マグネシウムの量をもとにした指標。
アルカリ度
水が酸を中和する能力に関係する別の水質指標。
つまり、
pH ≠ 硬度 ≠ アルカリ度
です。
「アルカリ」という言葉が含まれていても、pHとアルカリ度は同じ意味ではありません。
天然アルカリ水と電解水も「pH」だけでは分からない
同じようなpHを示す水でも、その成り立ちが同じとは限りません。
例えば、自然の地質環境などによってアルカリ性を示す天然水があります。
一方、水を電気分解することで生成されるアルカリ性の水もあります。
つまり、
同じ「アルカリ性」という性質を持っていても、どのようにその水ができたのかは別の話
です。
水を理解するときには、
pH・硬度・水源・生成方法
を分けて見ると、違いが分かりやすくなります。

水の「まろやかさ」はpHだけで決まらない
「アルカリ性の水はまろやか」
という説明を見かけることがあります。
しかし、水の味や口当たりをpHだけで説明するのは適切ではありません。
水の味には、
- 硬度
- ミネラルの種類
- ミネラルのバランス
- 水源
- 水温
- その他の水質
など、さまざまな要素が関係します。
特に硬度は、カルシウムやマグネシウムなどの量に関係するため、水の味わいや口当たりを考えるうえで重要な指標のひとつです。
したがって、ONSENSUI99のやわらかくまろやかな口当たりを説明するときも、
「pH9.5〜9.9だからまろやか」
と考えるのではなく、
硬度1.7mg/Lという非常に低い硬度を含めた水質全体の特徴
として考えることが大切です。
タイで水を選ぶときは「種類」も確認しよう
タイのスーパーやコンビニでは、さまざまなボトルウォーターが販売されています。
例えば、
- Drinking Water
- ROなどの処理を利用した水
- Mineral Water
- Natural Mineral Water
- 海外から輸入された天然水
などがあります。
そのため、
「タイの水だから硬い」
「輸入水だから軟らかい」
と国だけで判断することはできません。
商品によって水源、製造方法、硬度、ミネラル組成などが異なります。
タイで水を比較するときは、
- 水の種類
- 水源・採水地
- 硬度
- pH
- ミネラル成分
などを確認すると、それぞれの水の特徴が分かりやすくなります。

ONSENSUI99の「pH9.5〜9.9 × 硬度1.7mg/L」とは?
ONSENSUI99(温泉水99)は、日本・鹿児島県垂水市の地下約750mから採水される天然アルカリ温泉水です。
水質の特徴をpHと硬度に分けて見ると、非常に分かりやすくなります。
pH9.5〜9.9
鹿児島県垂水市の自然環境の中で育まれた、自然由来のアルカリ性を示します。
これは、電気分解によってアルカリ性に調整したものではありません。
硬度1.7mg/L
カルシウムやマグネシウムなどに由来する硬度が非常に低い、**Ultra Soft Water(超軟水)**です。
つまりONSENSUI99は、
自然由来のアルカリ性 × 非常に低い硬度
という2つの特徴を持つ天然水です。
大切なのは、
pHが高いから硬度が低いわけではない
ということ。
pH9.5〜9.9と硬度1.7mg/Lは、それぞれ別の水質特性を示しています。

ONSENSUI99の特徴を「数値の高さ」で比較しない
ONSENSUI99について、
「pH9.9だから他の水より良い」
と考える必要はありません。
同じように、
「硬度1.7mg/Lだから硬度の高い水より優れている」
という意味でもありません。
水にはそれぞれ違った特徴があります。
ONSENSUI99の場合は、
鹿児島県垂水市という水源
pH9.5〜9.9の自然由来のアルカリ性
硬度1.7mg/Lという非常に低い硬度
やわらかくまろやかな口当たり
という組み合わせが、その水ならではの個性です。
数値をランキングとして見るのではなく、
「その水がどのような水なのか」を理解するために使う
というのが、pHや硬度の正しい見方です。
水を選ぶときに確認したい5つのポイント
1.水の種類
Drinking Water, Natural Mineral Waterなど、まずどのような水なのか確認します。
2.水源・採水地
天然水なら、どこから採水されているのかも重要な情報です。
3.硬度
軟水なのか硬水なのかを知る手がかりになります。
味や口当たりを比較するときにも役立ちます。
4.pH
酸性・中性・アルカリ性のどこに位置する水なのかを知る指標です。
ただし、数値の高さだけで水の優劣を判断しないようにしましょう。
5.自分の好みや用途
そのまま飲むのか。
お茶やコーヒーに使うのか。
炊飯や料理にも使うのか。
水の数値だけでなく、自分の生活や好みに合っているかも大切な選択基準です。
FAQ|水のpHと硬度について
Q1.pHと硬度は同じものですか?
いいえ。pHは水が酸性・中性・アルカリ性のどこに位置するかを示す指標です。一方、硬度は主にカルシウムとマグネシウムの量をもとにした指標です。
Q2.アルカリ性の水は硬水ですか?
必ずしもそうではありません。pHと硬度は別の指標なので、アルカリ性の軟水もあれば、アルカリ性の硬水もあります。
Q3.軟水はpHが低い水ですか?
必ずしもそうではありません。軟水とは硬度が低い水を指す言葉で、pHとは別の指標です。
Q4.pHが高い水ほど良い水ですか?
いいえ。pHは水質を理解するための指標のひとつであり、数値が高ければ高いほど優れているという意味ではありません。
Q5.硬度が低いほど良い水ですか?
一概にはいえません。硬度によって味や口当たりの印象が変わることがありますが、軟水と硬水にはそれぞれ異なる特徴があります。好みや用途に合わせて選びましょう。
Q6.超軟水とは何ですか?
一般的に、軟水の中でも特に硬度が低い水を表現するときに使われる言葉です。ただし、世界共通のひとつの公的な硬度基準がある名称ではありません。
Q7.pHとアルカリ度は同じですか?
同じではありません。pHは酸性・中性・アルカリ性の状態を示す指標で、アルカリ度は酸を中和する能力に関係する別の指標です。
Q8.ONSENSUI99のpHと硬度はいくつですか?
ONSENSUI99は、pH9.5〜9.9の自然由来のアルカリ性を示し、硬度は1.7mg/Lです。pHと硬度はそれぞれ別の水質指標です。
Q9.ONSENSUI99が超軟水なのはpHが高いからですか?
いいえ。超軟水という特徴は硬度1.7mg/Lによるものです。pH9.5〜9.9というアルカリ性とは別の水質特性です。
まとめ|pHと硬度を分けて見ると、水の違いがわかる
水のpHと硬度は、どちらも水質を知るための指標ですが、意味はまったく異なります。
pH
→ 酸性・中性・アルカリ性を示す指標
硬度
→ 主にカルシウム・マグネシウムの量をもとにした指標
そして、
pH ≠ 硬度
です。
アルカリ性だから硬水とは限りません。
軟水だから中性とも限りません。
さらに、pHが高いほど、あるいは硬度が低いほど「良い水」というわけでもありません。
それぞれの数値は、水の特徴を理解するための情報です。
ONSENSUI99は、日本・鹿児島県垂水市の地下約750mから採水される天然アルカリ温泉水。
pH9.5〜9.9の自然由来のアルカリ性
そして、
硬度1.7mg/LのUltra Soft Water(超軟水)
という2つの特徴を持っています。
「pHが高い水」だけでも、「硬度が低い水」だけでもなく、
自然由来のアルカリ性 × 非常に低い硬度
という組み合わせが、ONSENSUI99の水質を理解するポイントです。
水を選ぶときは、一つの数値だけで判断せず、水源、pH、硬度、ミネラル組成、味わいなどを見ながら、自分に合った水を選んでみてはいかがでしょうか。

