タイ国産水と輸入水の違いとは?水源・硬度・種類から選び方を解説

タイのスーパーやコンビニの売り場を見ると、さまざまなボトルウォーターが並んでいます。
タイ国内で製造・採水された水もあれば、日本やヨーロッパなど海外から輸入された水もあります。
そこで気になるのが、
「タイ国産水と輸入水は何が違う?」
「輸入水の方が品質が高い?」
「日本の水の方が軟水?」
「タイで水を選ぶなら何を見ればいい?」
ということではないでしょうか。
結論からいうと、
国産か輸入かだけで、水の品質・硬度・味・飲みやすさを判断することはできません。
大切なのは「どこの国の商品か」だけではなく、
水の種類・水源・硬度・pH・ミネラル組成・味・価格・入手しやすさ
などを見ることです。
この記事では、タイ国産水と輸入水の違いと、タイでボトルウォーターを選ぶときに確認したいポイントをわかりやすく解説します。

まず結論|「国産」と「輸入」だけでは水の特徴は決まらない
タイ国産水と輸入水を比較するとき、最初に知っておきたいことがあります。
それは、
タイ国産水=硬水
輸入水=軟水
輸入水=高品質
という単純な分類はできないということです。
タイ国内で販売されている水にもさまざまな種類があります。
同じように輸入水も、原産国や水源によって水質は大きく異なります。
例えば、日本には比較的硬度の低い天然水が多くありますが、ヨーロッパには硬度の高い天然水もあります。
つまり、水を比較するときに重要なのは「国産か輸入か」という区分だけではありません。
そのボトルの中に、どのような水が入っているのか。
そこを見ることが大切です。
タイで販売されている水にはさまざまな種類がある
タイで販売されているボトルウォーターは、すべて同じ種類ではありません。
商品を見ると、
- Drinking Water
- Mineral Water
- Natural Mineral Water
など、さまざまな表示があります。
また、ろ過やRO(Reverse Osmosis/逆浸透膜)などの処理を利用した商品もあります。
そのため、水を比較するときはブランド名や原産国だけでなく、
まず「どのような種類の水なのか」を確認する
と分かりやすくなります。
タイで販売されている水の種類について詳しく知りたい方はこちら。
▶ タイで買える水の種類を比較|ミネラルウォーター・RO水・天然水の違いと選び方
Drinking WaterとNatural Mineral Waterは同じ?
「ボトルに入っている水なら、どれもミネラルウォーターでは?」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、商品カテゴリーや製造方法は同じではありません。
Drinking Water
飲用を目的として製造・販売される水です。
原水や処理方法は商品によって異なり、ろ過やROなどの処理を利用する商品もあります。
Natural Mineral Water
地下水源など自然由来の水を採水し、その水源に由来する特徴を持つ水です。
ただし、Natural Mineral Waterだから必ず硬水、というわけではありません。
水源によって硬度やミネラル組成、pHなどは異なります。
つまり、
ボトルウォーターを理解するには、「国」だけでなく「水の種類」も見る必要があります。
タイ国産水とは?
ここでいうタイ国産水とは、タイ国内で採水・製造され、タイ国内で販売されているボトルウォーターを指します。
タイ国産水にも、
- Drinking Water
- Mineral Water
- Natural Mineral Water
- ROなどの処理を利用した水
など、さまざまなタイプがあります。
そのため、
「タイの水は○○」
とひとつの特徴でまとめることはできません。
硬度、pH、ミネラル組成、味なども商品によって異なります。
タイ国産水の大きな実用面での特徴としては、タイ国内で製造・流通しているため、日常的に購入しやすい商品が多いことが挙げられます。
コンビニやスーパーなどで手軽に購入できることは、毎日飲む水を選ぶうえで重要なポイントのひとつです。
輸入水とは?
輸入水とは、日本、フランス、イタリアなど、タイ国外で採水・製造され、タイへ輸入されて販売されている水です。
ただし、
「輸入水」というひとつの水質が存在するわけではありません。
例えば、
- 硬度の非常に低い日本の天然水
- ミネラルを多く含むヨーロッパの硬水
- 自然由来でアルカリ性を示す天然水
など、水源によって特徴はさまざまです。
輸入水の場合は、採水地そのものに特徴がある商品も多いため、
「どこの国から来たか」より、「どの水源から来た水なのか」
まで確認すると、その商品の違いがより分かりやすくなります。

タイ国産水と輸入水を比較
国産水と輸入水の違いを整理すると、次のようになります。
| 比較ポイント | タイ国産水 | 輸入水 |
|---|---|---|
| 原産地 | タイ | 日本・ヨーロッパなど商品によって異なる |
| 水の種類 | 商品によって異なる | 商品によって異なる |
| 水源 | 商品によって異なる | 商品・採水地によって異なる |
| 硬度 | 商品・水源によって異なる | 商品・水源によって異なる |
| pH | 商品によって異なる | 商品によって異なる |
| 味・口当たり | 水質によって異なる | 水質によって異なる |
| 入手しやすさ | 比較的入手しやすい商品が多い | 商品・販売店によって異なる |
| 価格 | 商品によって異なる | 輸送・輸入などの影響を受ける場合がある |
この表からも分かるように、
「国産だからこの水質」「輸入だからこの水質」とは決められません。
そこで、もう少し詳しく見ていきましょう。
① 水源を見る
天然水を選ぶときに注目したいのが「水源」です。
天然水の特徴は、採水地の地質や自然環境などによって異なります。
地下を通る過程で岩石や地層の影響を受けるため、同じ国の天然水でも、
- 硬度
- pH
- ミネラル組成
- 味・口当たり
などが異なることがあります。
「日本産だから軟水」
「ヨーロッパ産だから硬水」
と国だけで判断するのではなく、商品ごとの水源と水質を見ることが大切です。
② 水の種類を見る
次に確認したいのが、その商品がどのような水なのかということです。
例えば、
Drinking Waterなのか
Natural Mineral Waterなのか
によっても、水の成り立ちは異なります。
ROなどの処理を利用した水と、地下水源から採水された天然水も同じではありません。
ただし、
天然水だから優れている
ROだから優れている
ということでもありません。
それぞれ成り立ちが異なる水として理解し、自分が求めるものに合わせて選ぶことが大切です。
③ 硬度を見る
水の味や口当たりを比較するときに参考になるのが「硬度」です。
硬度とは、主に水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量をもとにした指標です。
一般的に、
硬度が低い水 → 軟水
硬度が高い水 → 硬水
と呼ばれます。
ただし、硬度の分類には複数の基準があり、国や機関などによって区分が異なる場合があります。
軟水と硬水にはそれぞれ異なる味わいがあります。
どちらが優れているということではなく、自分の好みや用途に合わせて選びましょう。
④ pHを見る
商品によってはpHが表示されている場合があります。
pHは、水が酸性・中性・アルカリ性のどこに位置するかを示す指標です。
基本的には、
pH7未満:酸性
pH7:中性
pH7より大きい:アルカリ性
です。
ただし、
pHが高いほど良い水という意味ではありません。
また、
pHが高い=硬水
でもありません。
pHと硬度は別の水質指標です。
⑤ 味・口当たりを見る
毎日飲む水なら、数値だけでなく「自分が飲みやすいか」も大切です。
水の味や口当たりには、
- 硬度
- ミネラルの種類
- ミネラルのバランス
- 水源
- 水温
- その他の水質
など、さまざまな要素が関係します。
硬度の低い水をやわらかく感じる方もいれば、ミネラル感のある硬水を好む方もいます。
特に毎日の飲用では、
自分がどのような水を好むか
という視点も大切にしてみましょう。
⑥ 価格を見る
タイ国産水と輸入水では、価格に違いが出ることがあります。
輸入水には、商品そのものの価格だけでなく、
- 国際輸送
- 輸入
- タイ国内での物流
などに関わるコストが含まれる場合があります。
そのため、一般的には国産のボトルウォーターより高価格になる輸入商品もあります。
ただし、価格が高いから水質が優れているという意味ではありません。
水源や水質、ブランド、容器、輸送など、さまざまな要素が価格に反映されています。
⑦ 入手しやすさを見る
毎日飲む水なら、「どこで買えるか」も大切です。
タイ国産水はコンビニやスーパーなどで広く流通している商品が多く、必要なときに購入しやすいというメリットがあります。
一方、輸入水は商品によって、
- スーパーマーケット
- 百貨店
- オンラインショップ
- 定期配送
など、販売チャネルが異なります。
水質だけでなく、
無理なく購入し続けられるか
も水選びのポイントです。
「輸入水=高品質」ではない
輸入品を見ると、
「海外から輸入されているから品質が高い」
という印象を持つことがあるかもしれません。
しかし、
輸入水だから国産水より高品質、ということではありません。
反対に、タイ国産水だから品質が低いということでもありません。
水の品質や特徴を知りたいなら、
- 製品表示
- 水の種類
- 水源
- 製造者・輸入者
- 硬度
- pH
- ミネラル組成
- 品質管理
など、商品そのものを見ることが大切です。
「国産 vs 輸入」という優劣ではなく、
それぞれ違う水
として比較しましょう。
「タイ国産水=硬水」でもない
もうひとつ、よくある誤解が、
「タイの水は硬水」
というものです。
しかし、タイで販売されている水にはさまざまな種類があり、硬度も商品によって異なります。
また、タイ国内で販売されているROなどの処理を利用したDrinking Waterと、地下水源から採水されたNatural Mineral Waterを同じ「タイの水」として比較することもできません。
タイで水を選ぶときは、
国ではなく商品ごとの硬度を見る
方が正確です。
日本の水=すべて軟水でもない
同じことは日本にもいえます。
日本では比較的硬度の低い水が多く見られますが、
日本産だからすべて同じ硬度・同じpHというわけではありません。
天然水は採水地によって水質が異なります。
つまり、
タイ vs 日本
という国同士の比較より、
水源 vs 水源
として見る方が、それぞれの天然水の違いを理解しやすくなります。
タイでボトルウォーターを選ぶときのポイント
タイで水を選ぶときは、次の順番でラベルや商品情報を確認すると分かりやすくなります。
1.水の種類
Drinking Waterなのか、Natural Mineral Waterなのか。
2.水源・原産地
天然水なら、どこで採水された水なのか。
3.硬度
軟水なのか硬水なのか。実際の数値が分かれば比較しやすくなります。
4.pH
表示されている場合は、水質を知るひとつの情報として確認します。
5.味・口当たり
毎日飲むなら、自分が飲みやすいと感じることも大切です。
6.価格・入手性
継続して購入するなら、価格だけでなく購入方法も確認しましょう。
国産・輸入という区分は、この後に見るくらいでもよいでしょう。
ONSENSUI99もタイで販売される「輸入水」のひとつ
ONSENSUI99(温泉水99)は、日本からタイへ輸入されている天然アルカリ温泉水です。
しかし、ONSENSUI99の特徴を、
「日本から輸入しているから良い水」
と考える必要はありません。
重要なのは、その中身です。
ONSENSUI99は、日本・鹿児島県垂水市の地下約750mから採水されています。
水質上の大きな特徴が、
pH9.5〜9.9の自然由来のアルカリ性
そして、
硬度1.7mg/LのUltra Soft Water(超軟水)
です。
つまり、
日本産 × 輸入水
ということ以上に、
鹿児島県垂水市という水源 × 自然由来のアルカリ性 × 非常に低い硬度
という組み合わせがONSENSUI99の個性です。

ONSENSUI99の硬度1.7mg/Lとは?
硬度1.7mg/Lは、非常に低い硬度です。
ONSENSUI99では、この特徴を「Ultra Soft Water(超軟水)」として紹介しています。
カルシウムやマグネシウムなどに由来するミネラル感が非常に少なく、やわらかくまろやかな口当たりを特徴としています。
ただし、
硬度が低いほど良い水
という意味ではありません。
硬水には硬水ならではの味わいがあります。
ONSENSUI99の硬度1.7mg/Lは、
この水がどのような味・口当たりを持つのかを理解するための特徴
として考えるとよいでしょう。
ONSENSUI99のpH9.5〜9.9とは?
ONSENSUI99は、pH9.5〜9.9の自然由来のアルカリ性を示します。
これは、電気分解によってアルカリ性に調整したものではありません。
鹿児島県垂水市の自然環境の中で育まれた天然水そのものの特徴です。
ただし、
pH9.9だから他の水より優れている
という意味ではありません。
pHは水質を理解するための指標のひとつです。
ONSENSUI99の場合は、
自然由来のアルカリ性と、硬度1.7mg/Lという非常に低い硬度を同時に持っている
ことが水質上の特徴です。

国産か輸入かより「自分が何を選びたいか」
タイでボトルウォーターを選ぶとき、
「国産と輸入、どちらがいい?」
という二択にする必要はありません。
例えば、
手軽に購入したい
→ 入手しやすい商品を選ぶ
価格を重視したい
→ 継続しやすい価格の商品を選ぶ
天然水を飲みたい
→ 水源や水の種類を確認する
軟水が好き
→ 硬度を確認する
ミネラル感のある水が好き
→ ミネラル組成や硬度を見る
という選び方ができます。
大切なのは、
「国産だから」「輸入だから」ではなく、自分が何を求めているか。
そのうえで商品情報を比較すると、自分に合った水を見つけやすくなります。

FAQ|タイ国産水と輸入水について
Q1.タイ国産水と輸入水はどちらが良いですか?
一概にはいえません。水の種類、水源、硬度、pH、ミネラル組成、味、価格などは商品によって異なります。国産・輸入だけで優劣を判断するのではなく、商品ごとの特徴を比較しましょう。
Q2.輸入水の方が安全ですか?
輸入水だからタイ国産水より安全という意味ではありません。市販の水を選ぶ際は、製品表示、製造者・輸入者、密封状態、保管状態などを確認することが大切です。
Q3.タイの水は硬水ですか?
すべてが硬水というわけではありません。タイで販売されている水にはさまざまな種類があり、硬度も商品や水源によって異なります。
Q4.日本の水はすべて軟水ですか?
日本では比較的硬度の低い天然水が多く見られますが、すべての水が同じ硬度ではありません。天然水の水質は採水地によって異なります。
Q5.RO水と天然水はどちらが良いですか?
一概に優劣を決めることはできません。ROは水を処理する方法のひとつで、天然水は水源や採水方法に関係する分類です。どのような水を求めるかによって選び方は異なります。
Q6.タイで水を選ぶときは何を確認すればいいですか?
まず水の種類を確認し、その後、水源、硬度、pH、ミネラル組成、味、価格、入手しやすさなどを見ると比較しやすくなります。
Q7.ONSENSUI99はタイ国産水ですか?
いいえ。ONSENSUI99は、日本・鹿児島県垂水市で採水され、タイへ正規輸入されている天然アルカリ温泉水です。
Q8.ONSENSUI99は輸入水だから飲みやすいのですか?
輸入水であること自体が飲みやすさを決めるわけではありません。ONSENSUI99は硬度1.7mg/Lという非常に低い硬度を持ち、やわらかくまろやかな口当たりを特徴としています。

まとめ|タイ国産水と輸入水は「原産国」だけで比べない
タイでは、国産・輸入を含めてさまざまなボトルウォーターを選ぶことができます。
しかし、
タイ国産水=硬水
輸入水=軟水
輸入水=高品質
という単純な分類はできません。
水を選ぶときに見たいのは、
水の種類
水源
硬度
pH
ミネラル組成
味・口当たり
価格・入手しやすさ
です。
国産か輸入かは、その水を理解する情報のひとつにすぎません。
ONSENSUI99も、日本からタイへ輸入されている水のひとつです。
しかし、その特徴は単に「日本産」であることではありません。
日本・鹿児島県垂水市の地下約750mから採水される天然アルカリ温泉水であり、
pH9.5〜9.9の自然由来のアルカリ性
と、
硬度1.7mg/LのUltra Soft Water(超軟水)
という水質を持っています。
「どこの国の水か」だけではなく、
「どこから来た、どのような水なのか」
まで見てみる。
それが、自分に合った水を選ぶためのひとつの方法です。

