タイの食生活と水分補給|胃もたれが気になるときに見直したい習慣
香り豊かなスープ、炒め物、さまざまな屋台料理。タイで暮らす楽しみの一つが、日々の食事です。
一方で、外食や会食が続き、「食後に胃が重い」「胸やけが気になる」と感じることもあるかもしれません。
そんなとき、飲み水を変えれば解決するのでしょうか。
水分補給は毎日の生活に必要ですが、特定の水を飲むことが胃もたれや胃腸の不調への対処になるとは限りません。食事の内容や時間、飲酒なども含めて振り返ることが大切です。

タイ料理が原因と決めつけず、食べ方を振り返る
タイ料理には辛い料理だけでなく、蒸し料理やおかゆなど、多様なメニューがあります。「タイ料理だから胃に負担がかかる」と一括りにはできません。
ただし、辛いものや脂肪の多い料理、アルコール、コーヒーなどが、胃もたれや胸やけのきっかけになる方もいます。ストレスや薬の影響が関係する場合もあります。参考:英国NHS「消化不良」
食後の不快感が気になるときは、次のような点を確認してみましょう。
- どの料理や飲み物のあとに症状が出たか
- 辛さや油の多さが自分に合っていたか
- アルコールを飲みすぎていなかったか
- 寝る直前に食事をしていなかったか
食べたものと症状を簡単に記録しておくと、自分の傾向を振り返りやすくなります。
食生活で見直したいポイント
辛さや料理の組み合わせを調整する
辛い料理を食べたあとに不快感が出る場合は、注文時に辛さを控えてもらう、辛くないメニューを選ぶなど、無理なく楽しめる方法を探してみましょう。
揚げ物や脂肪の多い料理が続いているときは、別の調理方法の料理を選ぶことも一つの方法です。
すべての料理を避けるのではなく、自分が不調を感じやすいものを確認することが大切です。
夜遅い食事を見直す
胸やけや胃もたれが気になる方は、夕食から就寝までの時間も確認しましょう。
英国NHSは、消化不良への対策として、就寝前3~4時間は食事を避けることを案内しています。会食で帰宅が遅くなる日も、食事の時間を調整できるか考えてみてください。参考:英国NHS「消化不良への対応」

食事中・食後の水分補給はどう考える?
食事の時間は、日常の水分補給を思い出す機会になります。
食卓に水を用意する、外食時に飲み水も注文するなど、普段の食事に自然に組み込んでみましょう。食後だけにまとめて飲もうとせず、仕事の合間や外出時にも飲める環境を整えておくと続けやすくなります。
ただし、「食後に水を飲めば胃もたれが治る」「水で辛い料理の影響を打ち消せる」と考えるのは避けましょう。
水分補給と、胃腸の症状に対する対応は分けて考えることが大切です。病気の治療などで水分量の指示を受けている方は、その指示を優先してください。
関連記事:
水は1日どれくらい飲めばいい?タイ生活で知っておきたい水分補給の目安

「飲みやすい水」と「胃にやさしい水」は同じではない
水を飲んだときの口当たりと、胃腸への作用は別のものです。
軟水のやわらかな口当たりを「やさしい」と表現することはありますが、それだけで胃への負担が少ない、胃もたれを改善すると判断することはできません。
また、アルカリ性の飲料水を、胃酸を抑える薬の代わりとして考えることも適切ではありません。
毎日の飲み水は、治療効果を期待するのではなく、品質や味、生活への取り入れやすさを基準に選びましょう。
関連記事:
軟水と硬水の違いとは?硬度・味・料理への違いと超軟水「温泉水99」を解説

下痢や嘔吐があるときは、普段の水選びとは分けて考える
下痢や嘔吐を伴う場合は、単なる食後の胃もたれと同じように扱わないことが大切です。
吐き気があるときは、少量ずつ水分を取ります。水分や電解質を失っている場合には、経口補水液が必要になることもあるため、医師や薬剤師に相談しましょう。粉末タイプは、製品に指定された水の量で調製してください。
通常のミネラルウォーターは、経口補水液の代わりにはなりません。
飲んでも吐いてしまい水分を保てない場合や、血便がある場合は、早めに受診してください。突然の激しい腹痛や吐血がある場合は、すぐに救急医療を求めましょう。参考:英国NHS「下痢・嘔吐」
胃もたれを繰り返す場合は医療機関へ
食事を見直しても胃もたれや胸やけを繰り返す場合は、水や食べ物だけで対処しようとせず、医療機関に相談しましょう。
意図しない体重減少、飲み込みにくさ、繰り返す嘔吐がある場合も、医師に伝えることが大切です。参考:英国NHS「消化不良の受診目安」

毎日の食卓に、飲みやすい水という選択
日常の食事に合わせる水は、自分が心地よく飲める味わいで選んでみませんか。
温泉水99は、鹿児島県垂水市で採水される天然アルカリ温泉水です。硬度1.7mg/Lの超軟水で、やわらかな口当たりが特徴です。
胃腸の不調を改善するための飲料ではなく、普段の食卓や仕事中の水分補給に取り入れる水としてお楽しみいただけます。
常温での味わいを知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
まとめ|タイの食事を、自分に合ったペースで楽しもう
タイ生活で食後の不快感が気になったら、料理の辛さや脂肪の多さ、飲酒、食事の時間を振り返ってみましょう。
水分補給は日々の習慣として続けながら、胃もたれや胸やけへの対応とは分けて考えることが大切です。
自分に合う食べ方と飲み水を選び、不調が続くときは医療機関に相談しましょう。

